大慈の日々記 02

– 素敵な言葉に出会いました–

 

 

ある日の事、本園3歳児さくら組の担任が満面の笑みで

「園長先生、今日〇〇くんが火起こしをしてたんです!!」

私「??? え?」

 

 

よく聞くと、園庭で3歳児の男の子が木の枝を片手に、

芝、葉っぱを持ってきて

真剣なまなざしで火起こしを始めたのです。

 

 

なんと、 本気を出して火起こしをしている。

(「おぬし やるな!」)

 

 

思わず頬が緩みました。

 

 

 

 

 

そして、素敵な言葉に出会えたのは、その日の夕方の事。

お迎えに来たお母さんにその事を伝えました。

 

すると、迷いなくでた一言が

 

 

「〇〇くん、火事に気を付けてね」

 

 

 

 

子どもの遊びを肯定し、

子どもをひとりの人として尊重している言葉に感激しました。

 

 

〇〇くんは、その言葉の意味に気が付いたのでしょうか、

笑顔で帰りの用意へ向かいました。

 

 

これからも、子どもたちや保護者の皆様の

素敵な言葉を見つけていきたいと思います。

 

 

追記

次の日、それを伝えると担任は

「私もばっちりですよ!!火災報知器の場所確認もOK!!この前、消防点検も来ていましたしね」

(「おぬしもやるな!」)